トピックス



お茶の水女子大学大学院
人間文化創生科学研究科教授
近藤和雄先生


お茶の水女子大学
生活環境研究センター客員研究員
野坂直久先生


博慈会老人病研究所
所長 福生良裕先生


文教大学
健康栄養学部教授
中島滋先生

さる4月14日(火)、東京のお茶の水女子大学においてNPO日本健康食品評価認証機構主催、インテグレーティブメディスン協会後援による「FFF健康食品フォーラム」が開催されました。


当日のテーマは、いま何かと話題を提供している「トランス脂肪酸」でした。
近藤先生から、トランス脂肪酸とは何かを油脂のかたちをもとに説明がありました。
次いで野坂先生から、トランス脂肪酸の平均摂取量、健康被害との関連などの説明がありました。

その後、中島先生、福生先生も加わり、質疑応答が行われました。
トランス脂肪酸は、マーガリンの他、菓子パン、クッキー、ドーナッツ、ケーキ類に多く含まれますが、欧米では摂りすぎると悪玉コレステロールが増え、動脈硬化など心臓疾患のリスクが高くなるとの報告があり、我が国も消費者庁の福島大臣が今夏をめどに食品中に含まれるトランス脂肪酸の含有量を企業に自主開示させるガイドラインづくりをする方針を示しました。

ただ、日本人のトランス脂肪酸の1日の平均摂取量は、0.7gで総エネルギーに占める比率は0.3%と欧米に比べるとかなり少ないというデータがあり、しかも企業の技術開発により、マーガリンの平均含有率で、4年前に比べ約4分の1になっています。

そうした背景や、我が国ではたんぱく質や炭水化物など基本的な栄養成分の表示さえ義務化されていないのになぜトランス脂肪酸がクローズアップされるのかといった疑問が質疑応答で提起されました。